森林調査実習

森林調査実習は森林調査に関わる授業の実践編と位置づけた実習を行っています。その内容は、森林・樹木そのものの本数や大きさを調査すること、森林を遠く離れた人工衛星や航空写真から調査すること、森林を含む地域社会を調査することと、多岐にわたっています。ここではその一部の事例を紹介します。

山村調査実習(2016/07/20)

 山村調査実習は、山村地域の農林業・生活環境および地域振興の取組みなどの現状を知り、そこから課題を抽出し、どのような解決の方法があるかを、現実に即して調査・学習する実習です。

 従来は島根県西部の過疎高齢化が著しい地域で実施していましたが、アクセスの問題から、今年は、比較的近い松江市東出雲町上意東地区で実施しました。島根大学からバスで30分ほどですが、農村、山村の様相がみられ、調査目的に適した地域です。

sP1060695.jpg
写真 森廣公民館長からレクチャーを受ける

 調査に先立ち、関心のある課題により4つの班(今年は「農業」、「林業」、「生活環境」、「地域振興」でした)をつくり、調査対象地域の状況を予め調べ、それに基づき、調査項目を各班で作成します。調査項目や選択肢の検討をしたうえで、4班の調査項目を合わせて調査票を作成します。その調査票にもとづき、農家を訪問して現状や意見を聞き取ってきます。

 7月20日に現地を訪問し、4班に分かれ3戸ずつ計12軒の農家を調査しました。

sP1060707.jpg sP1060713.jpg
sP1060727.jpg sP1060730.jpg
写真 調査風景

 上意東地区は農業が中心で、兼業化も進んでおり、若い世代は松江市などに通勤しています。一方で専業農家もあり、とくにその中の畑集落は干し柿生産で有名なところです。平成8年には「美しい日本のむら景観コンテスト」で賞をとっています。(こちらから受賞の紹介資料が見られます。)

sP1060701.jpg
写真 上意東の風景

 この畑集落をはじめ干し柿生産をしている農家では「柿小屋」といわれる柿を干す建物があり、独特の景観を作り出しています。今はシーズンではないので、見晴らしがよく通風のよい柿小屋で調査をさせていただいた班もありました。

 農家・農山村の状況と人々の取組みを目の当たりにして、学生は深い印象をもったようでした。

sP1060743.jpg
写真 農家でキュウリをもらいました

 今後は、調査結果をまとめて報告書をつくり、再度現地を訪問して、その分析と地域振興への提案をする予定です。

file(担当:伊藤教授)

授業・実習紹介


添付ファイル: filesP1060743.jpg 514件 [詳細] filesP1060730.jpg 597件 [詳細] filesP1060727.jpg 508件 [詳細] filesP1060713.jpg 469件 [詳細] filesP1060707.jpg 466件 [詳細] filesP1060701.jpg 431件 [詳細] filesP1060695.jpg 465件 [詳細]

トップ   編集 凍結 差分 バックアップ 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2016-07-22 (金) 21:57:20 (1473d)